Webページでいきなり出てくる小さな画面は何だろう?
ポップアップという言葉よく聞くけど詳細はわからない。
パソコンを使っていると「ポップアップ」という言葉を耳にすることがあると思います。
ポップアップと聞くと何となくはわかるものの、追及されると「あまりわからない」と言われることも多いIT用語になります。
本記事ではポップアップのことを重点的に紹介し、同じようなもので「ダイアログボックス」との微妙な違いを解説します。
先に結論を言うと、
この知識は前提として持っておいて、次章から微妙な違いを理解していきましょう。
ダイアログボックスとは
「一時的に入力や選択を操作させるために開く小さな窓」のことになります。
ダイアログに関しては、親要素のある画面がある前提で、子画面を表示させている場合が対象になることが多いです。
少し煩わしいモーダルダイアログ
モーダルダイアログ(オーバーレイで表示されたダイアログを閉じないとほかの操作ができない)を使用するといろいろと面倒です。
操作上のミスや意図しない操作が頻発するためです。
ダイアログは操作を完了しないと自然に消えることありません。
ユーザーの意思を操作(パソコンに入力や選択)してあげましょう。
ダイアログボックスはウィンドウの一種
ダイアログボックス(略称:ダイアログ)は、ウィンドウの一種になります。
単純に別のウィンドウを開いただけであれば、それは「別ウィンドウ」と呼ばれます。
場合によってはウィンドウと一括りにしてしまっている人も多くいるのでややこしいです。
自分の周りの環境にあわせて使い分けをすることが大事になってきます。
ダイアログボックスとウィンドウの微妙な考え方の違いについては以下の記事で紹介しています。
>ウィンドウとダイアログボックスの違い【同義で使われることがあります】
ポップアップとは
「パソコン上の最前面に飛び出す小さな画面」のことです。
また自動的にウィンドウが飛び出す仕組みのことを指す場合もあります。
これは大事なメッセージや登録などを促すために使用することも多いです。
ただしダイアログと違うのはポップアップが表示されている場所以外をタップしたりEscキーを使ったり、クリックするなどの操作で素早く閉じることができます。
ダイアログと比較して非常に軽量になっています。
その為、ページ上の長い説明の補足で表示させる用途もあります。
またポップアップはパッと表示させることができることから、ホームページやWebブラウザに広告を表示させる用途も非常に多いです。
現にポップアップの動作に関してはJavaScriptで記述されていることが多いことも特徴です。
ポップアップには種類がある
ポップアップと言われても、状況によって言葉の使い方が違う場合もあります。
使われるシチュエーションが多い3種類を補足で説明します。
ポップアップ広告
広告、告知でWebページを回遊しているとよく目にします。
アンケートの用途でも活躍してくれます。
ユーザーが意図せず表示されるので、目に留まるという意味では効果抜群です。
ただし多用されると非常に不快に感じます。
ダイアログボックスよりは煩わしくありませんが、数が多いと困りものです。
ピンポイントで使用することが効果の最大化に繋がります。
ポップアップは言い方を変えると「無視」できるので、効果があるかどうかは良くも悪くもユーザー次第ということになります。
ポップアップメニュー
マウスやポインターを置いている位置にメニュー一覧などがあった際に、子メニューとして表示されるものを指します。
階層をつけたメニューにはよく用いられるもので、サンプル画像のように子メニューや場合によっては孫メニューまで一覧が開かれるパターンもあります。
始めから表示させていない為、表面上の見た目が非常にすっきりし、必要であればメニューを表示させることができる為、利便性が高くなるといわれています。
ポップアップブロック
最近のWebブラウザには必要以上(ちょっと不快に感じる)のポップアップをブロックする為の機能がついています。
以前は拡張機能などの別に付加する機能でしたが、最近のブラウザはほとんどこの機能が提供されています。
設定も簡単に行えます。
まとめ
本記事ではポップアプトとダイアログの違いについて、それぞれを解説しました。
ポップアップは主にぱっと表示させる小さな窓で、Webブラウザなどで見かける機会が多いものです。
ダイアログボックスは一時的な操作や選択が必要な場面で、親画面と関連がある操作画面のことです。
この違いを何となくでも覚えておくと、間違った使い方をして恥ずかしい思いをすることもありませんので、ぜひうっすらでも覚えてみてください。
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